ヘアアイロンの値段を解説｜コテなどの平均価格相場は？安い・高いの違いも

ヘアアイロンやコテの値段の違いはどこに現れるのかと、疑問に思ったことはありませんか。家電量販店やネットショップで扱っているヘアアイロンには、2,000円程度の安いのものから5万円と高級なものまでさまざまな価格帯があります。

格安ヘアアイロンを購入してすぐに壊れた方もいれば、コスパのいいヘアアイロンやストレートアイロンを見つけて長年愛用している方もいます。しかし、ヘアアイロンの予算を下げるとそれだけ性能や品質が落ちる場合が多いです。

そこで今回は、ヘアアイロンの値段平均(相場)について詳しく解説します。ヘアアイロンの安い・高いの違いや性能との関連性や、コスパのいい優秀なおすすめヘアアイロンも解説します。購入を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。

ヘアアイロンはコスパが優秀なお手頃価格のモデルからプロ仕様の高級モデルまでさまざまな値段があります。ヘアアイロンの値段の平均はコスパがいい機種だと4,000円前後・プロ仕様の高級タイプでは1~2万円程度・更に高いものだと、5万円以上の「LED照射式トリートメントヘアアイロン」などがあります。

ヤマダ電機などの家電量販店では安いものから高いものまで取り扱っていて、ドンキホーテでは2,000～3,000円とさらに安く手に入るヘアアイロンが発売されています。最近では500円で買えるヘアアイロンも登場して話題になりました。しかし、ヘアアイロンの予算を下げるとそれだけ性能や品質が落ちる傾向があります。

反対に、値段が高くなると髪をダメージから守る機能や火傷や火災を防ぐ安全設計が付いていて、美容面と健康面での性能が高まる傾向にあります。ヘアアイロンは予算・用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

格安ヘアアイロンの中には「180℃以上の温度が出せる」との表記でも、プレート全体の温度が均一に上がらないものがあります。プレートの温度が均一でないと髪全体に同じ温度を当てられないため、髪型をセットしにくく髪型が崩れやすい欠点があります。

値段が高くプロも愛用しているヘアアイロンはプレート全体を均一な温度に温められて、髪束をはさんでも隙間ができないことが特徴です。ヘアアイロンは値段が高いと髪型のセットが思い通りに進み、仕上がりの美しさに違いが出ます。

ヘアケア機能にも種類があるため、どんな機能を求めるのかを考えて選ぶのがおすすめです。ダメージを抑えたい方やサラサラヘアを目指したい方は、以下の機能が搭載されているかチェックしてください。

高温のプレートを直に髪に当てると、熱によりキューティクルが開き髪のダメージの原因の一つです。キューティクルが開くと髪の水分量が低下し、乾燥による静電気の原因にもなります。マイナスイオン機能が搭載されていれば、キューティクルが開くのを防ぎ髪の水分が抜けるのを防ぐ効果が期待できます。

スチーム機能は水蒸気がクッションとなり、髪へのダメージを低減させる効果が期待できます。また、水分を与えながらスタイリングできるので、しっとりとまとまり指通りのいい髪に導く効果が期待もできるのです。ただしスチームが多すぎると逆に髪を傷める原因になるため、スチーム量が調節できるものや細かいスチームが出せるものがおすすめです。

格安ヘアアイロンの中には、半年使用しただけでプラスチック部分が割れてガタガタになるものがあります。一方、プロ仕様のヘアアイロンは耐久性が高く、長く愛用できることが特徴です。

格安のヘアアイロンを購入して何度も買い替えるよりも、本当にいいヘアアイロンを購入する方がおすすめで、結果的にコストを抑えられます。性能がいいヘアアイロンは、長期で考えると経済的な場合が多いです。

ヘアアイロンの温度は、多くの髪質に160～180℃が最適と言われています。特に、180℃まで温まると素早く髪型を作れてキープ力が高く、髪も傷みにくいのでバランスがいいです。そのため、ヘアアイロンを選ぶときは180℃まで温まるかをチェックしましょう。

また、180℃まで温まるヘアアイロンであっても、プレートが均一に温まるかやプレートの嚙み合わせに隙間がないかもしっかりチェックしましょう。プレート部分がクッションプレートになったタイプだと髪束を均一な力で優しくはさめるため、髪を傷めにくいうえヘアセットがしやすいです。

コスパが優秀なヘアアイロンの中でも、プレートに摩擦の少ない素材を使用しているヘアアイロンは優秀です。ほぼ毎日使うものだからこそ、摩擦が少なくて髪へのダメージを抑えてくれるヘアアイロンを選びましょう。

また、プレート部分がフッ素加工樹脂やテフロンの場合は、表面加工が取れにくいかどうかもチェックしましょう。表面加工が取れやすいものだと使っているうちにプレートの摩擦が大きくなり髪を傷めやすいです。

5,000円台のヘアアイロンは5年10年と長年使い続けるものではないですが、それでも買ってすぐに壊れてしまうと困ります。購入前にはレビューをしっかりチェックして、耐久性に問題がないかを必ず確認しましょう。

また、使用時にアイロン部分に直接手が触れない構造になっているものや開閉ロック機能、自動電源OFF機能など、火傷や火災の心配がない安全性の高いものがおすすめです。特に、ヘアアイロンの付けっぱなしや消し忘れトラブルは誰でも起こしやすいミスだからこそ、自動電源OFF機能は嬉しい安全機能です。

ヘアアイロンの性能で最も重要なのは、どの温度まで温まるか（最高温度）です。ヘアアイロンの温度は多くの髪質にとって160～180℃が最適ですが、クセがつきにくい髪質の方は200℃以上の高温になるモデルをおすすめします。

また、高級ヘアアイロンを選ぶときはプレート部分が均一に温まるプロ仕様のヘアアイロンがおすすめです。加えて、プレートの温めにかかる立ち上げ時間が短いものだと、朝の忙しい時間に待たされず便利です。

長く使い続けることを考えると、プレート部分にどんな素材を使用しているかは大切なチェックポイントになります。プレートの素材にチタンやフッ素加工樹脂(テフロン)などの摩擦が少ない素材を使用しているヘアアイロンは、髪を傷めにくくておすすめです。

また、高級ヘアアイロンは髪に優しい機能が充実しているタイプが多いです。静電気が発生しにくくなるマイナスイオン機能や髪に潤いを与えるスチーム機能、さらに髪の負担を軽減するクッションプレートなど、最新機種のヘアアイロンを選ぶときはこうしたヘアケア機能の進化にも注目しましょう。

ヘアアイロンは火傷につながるような高温になる製品なので、安全性の高い設計のものがおすすめです。アイロン部分に直接手が触れにくい設計のものや開閉ロック機能が付いているものは、火傷の心配が少なく安心して使えます。

また、ヘアアイロンを朝の忙しい時間に使っていると、電源を消し忘れて外出してしまうこともあります。「自動電源オフ機能」が搭載されているヘアアイロンなら、うっかり電源を消し忘れるトラブルを防止できておすすめです。

欲しいヘアアイロンがあるのに値段が高いと、購入を迷ってしまいますよね。「安いヘアアイロンがいいけれど、これが欲しい!」そんな方は、ヘアアイロンの公式通販サイトをチェックしてみてください。安く購入できる2つの要点をご紹介します。

【ポイント】

• たとえばポイントが貯められたり・使えたりできます。また、年間購入額によって会員ランクが変動して、ポイント還元率が変わる場合もあるので、チェックしてみましょう。

【クーポン】

• 公式通販サイトには、割引クーポンがある場合があります。クーポンの使用条件には会員登録後はじめての買い物・LINE ID連携・商品の価格などの条件があるので、確認してみましょう。

ヘアアイロンを長持ちさせたいのであれば、しっかりとお手入れをしましょう。お手入れ方法はとても簡単ですのでぜひ取り入れてください。ヘアアイロンのお手入れ方法を紹介します。

1. 乾いた柔らかいタオルでスタイリング剤を拭き取る
2. 綿棒を使いタオルでは落としきれない細部の汚れを落とす
3. ウェットティッシュか濡らしたタオルで全体を拭き取る
4. 最後に乾いたタオルで全体を拭き水気を取り乾かす

基本的なお手入れ方法は上記の通りです。ただし、毎日ではコーティングが剥がれてしまう可能性もあるので週に1度を目安にしましょう。スタイリング剤やヘアオイルを使用する場合は、その都度ティッシュで拭き取ればOKです。

ヘアアイロンの価格は時期によって非常に変動しやすいです。コスパが優秀なモデルでも、大人気で品薄状態になり価格が高騰する場合もあります。後で後悔しないために早めの決断がおすすめです。自分に合ったヘアアイロンを手に入れておしゃれをもっと満喫しましょう。