コテの太さ比較！ヘアアイロンは何ミリが人気おすすめ？｜ストレートアイロン・カールアイロン

日々のヘアスタイリングには、ヘアアイロンが欠かせません。ヘアアイロンを上手に使えば、ナチュラルなストレートヘア・ゆるふわウェーブ・カジュアルな印象の外ハネなど、さまざまなヘアスタイルを楽しめます。また、ちょっとしたアレンジで印象をガラッと変えたりもできます。

そんな便利なヘアアイロンですが、種類が多くてどれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いですよね。実は、コテの太さの特徴を知っておけば、なりたいヘアスタイルにぴったりのヘアアイロンを見つけられます。

今回は、前半で髪の長さに合わせたストレートアイロン・カールアイロンの選び方を紹介し、後半でサイズ別でおすすめのヘアアイロンを紹介します。さらにヘアアイロン購入者500人に行ったアンケート結果も掲載します。

☆この記事を読めば最適なヘアアイロンの幅がわかり、商品も選べます！

19mmは細めなので、しっかりと細かく巻きたい方に最適です。また、ボリュームをもたせたいときにも使えます。細いコテのため細かいカールも自由自在なので、ショートヘアやボブヘア・メンズにおすすめです。外国人風の細かめパーマやソバージュヘアスタイルにも向いています。

26mmもコテが細目なので、しっかりとした巻き髪を作れます。髪が短めの方向けで、ボブヘアの方に特におすすめです。巻き方によってカールを細かくしたり緩くしたりもできます。

そこそこの太さがあるので自然なカールが作れて柔らかなナチュラルヘアに仕上げられるため、ミディアムヘアからロングヘアの人に向いています。また、スタンダードな太さで扱いやすく、初心者にもおすすめです。

38mmのコテは他よりもかなり太く、巻きが緩くくどくならない点が特徴です。カールではあまり目立たないクセができるため、ロングヘアの人向きです。ロングだけでなく、ミディアムヘアに柔らかいカールを出すときにも使えます。

取扱説明書が手元になくて自分が持っているヘアアイロンのコテの太さがわからなくなってしまった場合は、ものさしやメジャーで確認できます。ヘアアイロンのコテの太さ＝コテの熱くなる部分の直径なので、測ってみてください。

ものさしだとよくわからない場合は、メジャーで測る方法もあります。髪を巻く部分をメジャーでぐるりと一周測って、円周率（3.14）で割った数値がコテの太さです。メジャーがない場合は、糸などを巻き付けてその長さをものさしで測ってください。自分のヘアアイロンのコテの太さがわかったら、なりたいヘアスタイルに向いているか確認できます。

ゆるやかなカールを作るのに適した32mmと38mmの違いを解説します。32mmは標準的なふんわりカールに仕上がるサイズで、巻き方によってきつめやゆるめに調整しやすいです。一方で38mmは、よりナチュラルなゆるふわ感に仕上がります。普通に巻いても緩いカールなので、とれやすい場合は32mmがおすすめです。

ストレートアイロンはその名の通りストレートヘアを作るための道具ですが、髪の長さに応じてコテの太さを以下のものにすると使いやすいです。

• ショートヘアやメンズは太さ15mmほど狭い方が細かくセットできる
• ボブヘアやミディアムヘアは太さ25mm弱がスタイリングしやすい
• セミロングやロングヘアは太さ35mmほどある方が手早くセットできる

また、初心者の方には手軽に使えるテフロン製のストレートアイロンがおすすめです。

もしも欲しいヘアアイロンのタイプがまだ決まっていない場合は、真っ先に、

・ストレート用
・カール用(コテ)

のどちらが求めるタイプか考えてください。

もしもヘアアレンジ初心者で、どちらがいいかわからないなら、

• ストレート用がおすすめ
  ・ショート〜ミディアムヘアの方
  ・綺麗なストレートヘアを作りたい
  ・寝癖をカバーしたい学生さん
  ・前髪を真っ直ぐにしたい方
  
  
• カール用(コテ)がおすすめ
  ・ロングヘアの方
  ・ミディアムでもふんわりボリュームを出したい方
  ・前髪をふんわりさせたい方

このような基準で選ぶと、自分が求めるヘアスタイルにはどちらが必要かがわかりやすいですよ。

ちなみに、カールストレートどちらのヘアスタイルにも挑戦したい方は、2wayタイプをおすすめします。

一般的にヘアアイロンというと、「ストレート」「カール用」の挟み込むタイプですが、最近はブラシ型の「ブラシアイロン」も人気です。

ブラシアイロンは火傷の心配なしで、ふんわり自然に仕上がるのがポイント。本記事では、

・ストレートアイロン
・カールアイロン
・2way・マルチヘアアイロン　そして、
・ブラシアイロン

と紹介するため、ヘアアイロンは使いにくいもののヘアアレンジをしたいとお悩みの方も、ぜひ最後までごらんください。

ヘアアイロン選びの前段としてまずはタイプを選びました。この後、細かな機能などを比較して選ぶことになるのですが、実は、たった2つのポイントを意識するだけでヘアアイロン選びを失敗する確率がグッと下がります。

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のヘアアイロンに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

実に9割の方が自分が使用しているヘアアイロンに「満足している」「どちらかと言えば満足している」と回答しており、ランク王編集部で調査している他の家電と比べても満足度が高い傾向にあります。

価格帯ごとに見ると、高価な方が満足度は高い傾向にあります。しかし、5,000円以下のモデルでも88%の人がどちらかと言えば満足している以上の回答をしており、なんとくなくで選んでも失敗しづらい製品であると言えそうです。

一方で、満足していない方50人(500人中)に不満を聞いてみると、

• 立ち上がりが遅い

• うまくセットできない

• 他の人に借りたらそっちの方がよかった

などさまざまでしたが、50人のうち21人が「髪の毛の痛み」に対する不満を挙げており、最も多い結果となりました。

この結果からも、本記事では失敗をしないために、まずは温度調整とプレートの素材をチェックすることをおすすめします。その後、「どちらかと言えば満足している」を「満足している」にするためのチェックをしましょう。

ヘアアイロン選びでは「細かい温度調整」「温度調整の幅」が大切です。

温度調整が大切な理由

• 髪のダメージが少ない150℃以下で設定できる
• 髪の痛み具合によって温度を変えられる
  （例｜痛みの激しい毛先だけ低温にするなど）
• 急ぎの時は高温で素早くでスタイリング可能

このように状況によって温度の使い分けが可能になります。

また「温度調節の幅」は最低でも150℃以下の温度が扱えるとマスト。なぜなら、乾いた髪のタンパク質は150℃以上で変質し傷んでしまうためです。

ヘアアイロンは「低温ほど傷みにくい」は比較的よく知られていますよね。しかし、場合によっては低温の方がダメージを受けることもあります

それは、思ったようなヘアアレンジが決まらず、何度も同じ場所にアイロンを当ててしまう場合。いくら低温といえど、摩擦で髪が傷む可能性が非常に高いです。

例えば、150℃で何度もアイロンを当てるよりかは、180℃以上の高温で一発スタイリングする方が、髪に優しくなります。

ヘアアイロンは髪の毛を挟み込んで滑らせる使い方をする以上、必ず摩擦で髪の毛を傷めます。それは仕方がないにしても、どうせなら摩擦の少ない素材を使いたいですよね。

ヘアアイロンはプレートの素材やコーティングで価格が変わるため、単純に「髪にいい商品なら高級品を選びましょう」という案内になります。

しかし、週に1度でアイロンを当てる人と、毎日アイロンを当てる人では、そもそも使用頻度(＝ダメージ)の前提が違いますよね。そのため、かしこくヘアアイロンを選ぶなら、使用状況の前提に合わせて選ぶ視点が大切です。

まず、昨今のヘアアイロンでよく採用される素材＆コーティングについておさらいしましょう。

上記表をまとめると、まずこのような傾向となります。

髪に優しい高額商品ほど「セラミック素材」で、その良さを取り入れるために、安価帯でも「セラミックコーティング」をこぞって取り入れているのが昨今のヘアアイロンです。

素材の特徴をまとめると、一見「セラミックが一番いい」「高いほどいい」ように見えますよね。

しかしそこに、先述した「使用状況(頻度)の前提に合わせて選ぶ視点」を取り入れると、セラミックの高額商品ほどおすすめとは言えなくなります。

そこで、筆者はヘアアイロンのプレート素材は以下のような選び方を推奨します。

• 使用頻度が週1以下：安価な商品でもいい。ダメージが気になるならいいものを。
• 使用頻度が週2程度：安価な商品でもいい。ダメージが気になるならいいものを。
• 使用頻度がほぼ毎日：ダメージの少ないミドルランク以上推奨

いくら髪へのダメージといえど、週に1回アイロンするだけのダメージは知れています。また、髪は常に伸びるもの。ダメージは蓄積されるわけではなく髪は生え変わります。

毛先のダメージとて、現実的にはサロンでヘアスタイルを整えるときに切り落としてしまう人が多いですよね？

そのため、セラミックほどいい・高額商品ほどいいわけではなく、ご自分のライフスタイルに沿った商品を選ぶべきです。

おすすめ商品を見る前に再度確認。

失敗しない商品を選ぶためのポイントはこちら！